| マッサージ |
| なんと甘美な響きでしょう。もう聞いただけでうっとりしそう!しかし、もう気絶しそうに気持ちよかったんだけど、次の日身体が痛くて・・・。又はその時はコリや痛みは消えるけれど、次の日には元通り。このような経験をされた方もいるとおもいます。果たしてその真実とは?なぜか? |
| それは筋肉の本来の性質と神経の伝達の仕方にあります。「次の日身体が痛くて」という方。筋肉は強く押しすぎたりすると逆に緊張し過ぎてしまったり、筋肉の細胞が壊れて炎症を起こしてしまい痛みが出てる場合があります。これはよく操み返し生言われますよね。筋肉が自分の限界を超えるような圧や伸展を加えられると筋肉は頭で考える前に自動的に筋肉を縮めようとします。さらにその状態で強く押されると筋肉中の毛細血管が破壊され炎症を起こします。更にそれを続けると弱い細胞から破壊されてしまいます。そう筋肉を壊されているのです。もうこればっかりは「先生の腕による」としかいえません。いい先生に当たったらラッキー!そうでない先生に当たったら暫らくは筋肉痛を楽しみましょう。 |
| もうひとつ、その場に限って痛みが消える場合。 |
| これは神経の伝導スピードの差を利用したペインコントロールで、私はこれを「痛いの痛いの飛んでけ」法則と言っております(普段はそんなこと言いませんけど)。例えば子供がこけて頭をゴッツン、お母さんは痛いの痛いの飛んでけーと頭をさすりますね。するとほとんど泣きそうになっていた子供はだんだん落ち着きを取り戻し、チョッと涙を浮かべつつも痛みを我慢し乗り越えてしまいます。だからそれが何なのよ?と言いますと実は、痛みと触覚の神経は太さと神経伝達スピードが全く違うのです。 |
| どういう事かというと、痛みを伝える神経線維は触覚を伝える神経線維より細くて圧倒的にスピードが遅い!ということは速く到達した触覚の刺激のほうが優先的に脳で処理されて痛みの刺激を後回しで処理するため、実際に感じるはずの痛みを感じなくなるのです。 |
| これは正しくタッチケア、「手当て」の原点ですね。マッサージのお仕事は主に筋肉の緊張を取り除くこと、筋の緊張によってもたらされた症状を改善する事、にあります。手技を用いる施術の中では基本といえます。 |