日本カイロプラクテックセンター阿佐ヶ谷
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〜花粉症のお話〜

ふぇっくしょい・・・×10、などという朝からは皆さんはもう解放されましたか?この文章を書いている時点では、まだ外の空気が黄色くスギ花粉色に見えます。
二月の終わり頃から桜の花の咲くころまで私は梅の花をめでる余裕もなく、クシャミ鼻水鼻詰まり、鼻呼吸出来ないので頭はボーっとして、更には眼が痒くなって開けられず眼が据わり、ひどいときはせきが出て微熱までということもあります。ついでに言うと薬なんかは一週間くらいするとだんだん効かなくなりもうどうしてくれる!!といった感じです。去年は楽だったのに・・・。遅くまで引きずる人はこれを読みながらこんな症状で苦しんでいることと思います。

ところで思うのですが、医学も薬学もこれだけ進歩している筈なのにどうしてコンナ花粉症やら鼻炎やらのアレルギーがコントロール出来ないのかな?と単純に疑問に思います。こんな商売をやっているのに自分でどうにか出来ないかとも思い、考えて実行してはみるもののなかなか効果は芳しくなく、薬が悪いだとか、空気が悪いだとか、さいごはやっぱり人のせいにしたくなってきます。
とある花粉症に関する読み物でこんなことが書いてありました。

『対策としては抵抗力を高めておくために、花粉が飛び散る前から睡眠を十分とり、過労になるのをさけ、体力を落とさないこと。わさび、こしょう、とうがらしなどの辛いものやアルコールは、鼻づまりなどをひどくするので、日ごろからひかえること。タバコは直接鼻粘膜を刺激するので、花粉症の人は禁煙すべき。このスギ花粉症も、ほかのアレルギーの病気と同じく、症状は肉体的・精神的なストレスによって誘発され過敏状態になる。日ごろから乾布摩擦や薄着などで皮膚を鍛錬することも予防対策の1つ。』

ということですが、これが全部最初から出来れば多分みんな花粉症にはならないし、これは花粉症どころかほとんどの病気の予防策ですよねェ。
そう、私過去にも医師に上のことと同じようなことを言われたことがあり、「うーんみんな言うことおんなじ」と思ったものです。私の花粉症歴はまだ6〜7年くらいですが、実はアトピー持ちで、二十数年前の子供のころ、この花粉症の注意と似たようなことを言われたような気がします。でも、うーん、治らないんですよね。
このアレルギーという現代の怪物をしばらくの間少し追いかけてみたいと考えます。

花粉症に限らずアレルギーになり易い人(そんなひとがあんまりいると大変ですが)のことをアレルギー体質と呼ぶことがあります。この人は抗原となる花粉やダニ、ホコリ、ナドナドナドを取り込むと、それを異物として認識し、それに対する反応物質として免疫グロブリンEという抗体をつくります。ここまではどんな人でも同じですが、アレルギー体質でない人は抗原を取り込むと抗体をつくる機構を抑える力が働く為、免疫グロブリンE抗体はつくられません。花粉症の場合毎年の飛散期ごとに少しずつ吸いこまれて体に取り込まれ、免疫グロブリンE抗体を少しずつつくり、それが粘膜上の肥満細胞にいっぱいくっつくようになると、翌年ふたたび花粉(抗原)が入ってきたときに、抗体と結合して抗原抗体反応が起こるわけです。結果、肥満細胞が刺激されて、ヒスタミンなどが放出され皆さんご存知の鼻ジュルジュル、眼カイカイ、頭ボー、クシャミ10連発、意識不明瞭ナドナド。要は免疫グロブリンE抗体をつくりやすい体質の人がかかりやすいわけで、これは抗体に対する免疫グロブリンE抗体を抑えるべきサプレッサーT細胞が欠けているためともいわれています。
さてそれではどうすれば良いかという事ですが、医師にかかるとまあざっと、抗アレルギー薬の吸入服用、抗ヒスタミン薬、血管収縮薬、副腎皮質ステロイド薬、と行った具合です。また薬・・・。この処方が悪いとか間違っているとかではなく、そろそろ我々は薬から離れたいな、と思っている人は少なくないと思います。それじゃ薬を飲まないのかというとそういうわけにもいかず・・・。 我が友人の一人は重症花粉症患者なのですが、その氏曰く「俺は来年までに関東の杉をすべて切り倒してやる」、(あんまり意味ないような気がします)、あるテレビのニュースで「最近花粉症に感作しない花粉を出す杉の開発に成功!!」(だからどうした!)。一体皆さん何を考えているのでしょう?花粉症が花粉のせいだと本当に考えているのでしょうか?これだけ自然を痛めつけ恩恵を享受した現代人の一員としてこんな事を言えた義理ではありませんが、山を剥ぎ取り、森を奪い、曲がった川を真直ぐにして、土のどてや地面をアスファルトとコンクリートで覆い尽くして、人間や自然界の動物が、正常に健康に暮らせるわけがありません。猿山のサルだって花粉症で苦しむ時代です、今症状が出ている人が病気なのではなく、この状態で症状が出ないほうが、抵抗力が無くなっているのではないかと疑いたくなります。
現在花粉症患者は国民の5〜10人に一人などと言われていますが、都市部では更に多いでしょう。国民総花粉症時代が来る前に何とかしなくては、もしかするともう遅いかもしれませんが、何か始めなければいけません。

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